KyuShu no KoUBuTsu WoKashi
目で、舌で味わう。九州を旅するように楽しむ一箱
目で、舌で味わう。
九州を旅するように楽しむ一箱
introduction
九州の福岡で、ケータリングの会社としてスタートしたハラペコラボ、その活動の中で、たくさんの美味しいモノやそれを作る生産者の方、それを支える技術者の方々、デザイナーの方々と出会ってきました。九州は風光明媚、海あり、川あり、火山あり、みなさんもご存知のように本当に美味しいものが多い地域です。その美味しいものが集まる福岡に拠点を構えるハラペコラボとして、是非この美味しい九州のパワーを熱い想いをぎゅっと詰め込んだこうぶつヲカシ(琥珀糖)を制作し、全国のみなさんにお届けすることが私たちの使命だと思っています。
こうぶつヲカシ(琥珀糖)
砂糖と寒天を原料にした日本の和菓子である琥珀糖を宝石や鉱物に見立てて切り出したものをこうぶつヲカシとよんでいます。外側を乾燥させ結晶化させることにより外はシャリッと硬く、中は柔らかく光にかざすと光を通し、割った断面はキラキラと光を反射する宝石のような鉱物のような魅力的な砂糖菓子です。みんなの好物とこうぶつ(鉱物)、いとをかしなヲカシ(お菓子)とかけて名付けました。
職人の磨きあげられた手仕事
男女問わず石は人々の心を魅了して離しません。石にはそれくらい不思議な力があるのではないでしょうか。ハラペコラボのこうぶつヲカシ(琥珀糖)は、それぞれ石からインスピレーションを得てデザインを考え、宝石のようにカットしたり鉱物のようにカットしたり、色々な手法を組み合わせて創り上げていきます。一粒一粒、全てが手作業で行われ、一切の妥協がありません。宝石のカットは、均等に切り出していく正確な技術が求められます。一方、鉱物のカットはより鉱物に見えるように不均等になるべく自然に近い形を創ることが求められます。今日まで仲間も徐々に増え、職人のデザイン技術はもとより、より宝石に見えるように、より鉱物に見えるようにと、カット技術も日々磨かれここまで進化することができました。
素材を支えてくれる生産者の方々
【福岡県大木町産「池上農園」さんのあまおう】
筑後平野の豊富な水と肥沃な大地をベッドにすくすくと育ったあまおう苺。大粒で真っ赤で光沢があり美味で大人気です。甘み・酸味・香り・硬さ・色・形など様々な要素を高いレベルでバランス良く作れるよう、土作り、水やり、肥料など毎年、工夫しながら栽培しているというこだわりの池上農園さん。あまおうの由来でもある「あかい、まるい、おおきい、うまい」の4拍子が揃った苺です。フレッシュあまおう苺は朝採りで工場に運ばれピューレにされます。ピューレがたっぷり入ったこうぶつヲカシはそのままあまおう苺の味がします。
【熊本県宇土市「吉田農園」さんの特別栽培のレモン】
全国でも有数の柑橘王国で知られる熊本県。
吉田農園さんは、熊本県三角町、不知火海と山々に囲まれた高台にあり、太陽の陽と不知火の潮風をたっぷり浴びて、ミネラルたっぷり甘味が凝縮される柑橘を作るため露地栽培をおこなっています。必要最低限の農薬で育てられたレモンは、見た目はあまりよくありませんが、皮までまるごと使え、お子様からお年寄りまでとても美味しく食べていただけます。吉田さんご夫婦のこだわりは何と言っても土壌づくり、魚粉、米糠などのラクトバチルス乳酸菌で発酵させ熟成させた高品質肥料を使っています。園内は除草剤も使わず、一年中人の手で草を取り除いているのです。その中でも今回は香りがとてもさわやかなマイヤーレモンを選びました。果皮をたっぷりの果汁で煮詰め凝縮した濃厚な味と香りのレモンピールがこうぶつヲカシ(琥珀糖)にぎゅっと詰まってます。
【福岡県早良区「山の農園」さんのひね生姜】
脊振山系の山際で、栽培されている生姜。 山からの湧き水で育った生姜は、みずみずしくとても美味しいです。山の農園の代表者である米澤さんはもともと広告業界で働かれていて脱サラして始めたのがこの生姜栽培です。脱サラの理由でもある体調を悪くしたことがある米澤さんは、「なるべく体に良いものを作りたい」との想いがあり、生姜の栽培にも質にこだわった肥料を使用して生産されています。乾燥熟成も自然の防空壕の中やコンテナで行われています。そんな米澤さんご夫婦の愛情たっぷりに育まれた生姜を、コトコト煮詰めてピールにしエキスごとこうぶつヲカシに練り込みました。
ギフトにもぴったりなこうぶつヲカシの箱づくり
Kyushuに特化した商品を制作するということでいつも箱作りでお世話になっている岩﨑紙器さんにご協力いただき新しいオリジナルの箱の開発を行いました 九州の素材を生かしたこうぶつヲカシの色味にあった箱の色を考え、試行錯誤した結果このブルーグレイの色味になりました。紙にもこだわって制作し、岩﨑紙器さんでは手張りで箱作りをしていただいています。箱を包むトレーシングペーパーにもレインボー箔で九州を表すデザインを施しました。